私が欲しいのは、あなたじゃなくて。 愛された皮膚の記憶。 熱い舌が触れた記憶。 いつかは朽ちて消えゆく身体だから。 記憶だけは残しておきたいの。 「それは思い出として?」 ええ。あなたが私と一緒にいてくれたという、大切な時間の積み重ね。 「確かに…
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